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「択捉」の字源 [発見!]

 「択捉」の読みがなぜ「エトロフ」なのか。

 「択」が「エト」で、「捉」が「ロフ」だろうと考えるから、分からなかったのだ。
 「択」が「エ」で、「捉」は「トロフ」だと考えれば説明が付く。

 「択」は「択一」という熟語があるように「選ぶ」の意味を持つ。ならば「選(エ)り
すぐり」の「エ」と同様に読んでいいのではないのか。
 そして「捉」は「捉(トラ)える」。古語で「つかまえる」という意味の「捉ふ」がある。

 最後に二つを合体させれば、「エトラフ」⇒「エトロフ」。
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雑草と花の差 [発見!]

 家の周りは、雑草(スギナとシロツメクサとドクダミと)だらけだ。わずかに花壇と
畑が見えるだけ。だから、草刈に精を出す。しかし、雑草の繁殖力には勝てない。

 そこで、家の脇道に沿って縁取るようにドクダミだけを残すことにした。今ドクダミ
は、大きな綿棒のような黄色い花蕊を突き上げ、プロペラのような4枚の白い花び
らを付けて、10メートルほどの垣根になった。夕方になると垣根のミニ提灯に灯が
ともる。

 「残る」と雑草になり、「残す」と花になることが分かった。

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センバツ [発見!]

 「選抜高校野球」とばかり思っていた。ところが、今日のテレビのテロップでは
「センバツ高校野球」となっていた。しかも、アナウンサーは「センバツに出場し
た〇〇高校は・・・」という。いつの間にか普通名詞「選抜」から固有名詞「セン
バツ」へと変身していた。

 この変化はいつ頃から始まっていたのだろうか。

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古文書入門(1):くずし字 [発見!]

 最近、友人の誘いがきっかけで古文書を勉強し始めた。かつての十和田火
山爆発(西暦915年)による火砕流の被害と、秋田県北部に残る「八郎太郎
伝説」との繋がりに惹かれたからだ。その被害に関する記録が、米代川流域
の隣の町にあり、ほとんど読まれないままに残っているとも聞き、読んでみた
いと思った。

 勉強し始めて分かったこと。
①江戸時代の寺子屋では、手習いの練習はくずし字中心だった。なぜなら、
公文書や実用の書がくずし字だったから。
②くずし字の形と元の字の形が違いすぎると思うことがあるのは、その思い
浮かべた「元の字」が新字体(例えば「旧」や「辞」)だから。つまり、くずし字
は「舊」や「辭」のような、旧漢字(異体字)をくずしたものだったから。
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沖縄の新聞  [発見!]

 沖縄に旅行した知り合いからいただいた土産物を包んだ新聞紙(沖縄タイム
ス 2015年2月28日)がある。24ページは「情報」欄だった。

 各種イベントの他にあったのが、病院の案内である。開業医の広告の他に、
当日の救急当直医という欄があって、そこには、那覇市、南部地区、中部地区、
名護市の20を超える病院の電話番号から、対応可能な科、診療時間が一覧
表になっていた。

 また、左隅には「宮古 伊良部方言辞典」の広告があり、その横には、東日本
大震災の義援金受付の案内もあった。
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ウンチの比重(2) [発見!]

 その後の観察の結果、私に関して分かったことは「ウンチの比重は、出始めが
1未満で、しだいに1に近づき、やがて1を超えていく」というものだった。

 腰を浮かしながらのぞき込んで考えるに、「翌朝の排泄を待つ排泄物は、大腸
内に蓄積されるうちに、水分が吸収され、さらには発酵してガス成分がオナラと
なって体外へ出て行く。門に近い物ほど待機している間その作用は長くなるから
軽くなるのだろう」ということだった。
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ウンチの比重 [発見!]

ウンチは水より重いのか、軽いのか。

 つい先日、さりげなく排泄後の我が分身を見て考え込んでしまった。排泄した
と思われる量のウンチが、便器の排出口の水のたまりに浮いていたのだ。初夏
の頃に見下ろしたときには、その水たまりの底にきっちり沈んでいたのを記憶し
ている。季節の影響か、はたまたその前日に食べたものが原因か。

 そしたら、今朝のこと、ときどき腰を浮かして観察をしていると、出始めが浮い
ていて、その後のものは沈んでいた。製造の新旧によって比重が違うというこ
となのか。
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でんでんむしが消えた [発見!]

 畑の草取りをしていて妙なことに気が付いた。でんでんむしがいないのだ。
あの、ホルンのような殻を担いで、槍を出したり角を出したりしていたでんでん
むしは、どこに消えたのか。千葉から秋田にUターンして10年が過ぎたが、
その間昔ながらのでんでんむしは見ていない気がする。

 代わりにうごめいているのが、色白でぽっちゃりした体に、ベージュ色した
小さめのタニシの殻のようなものを担いだデンデンムシだ。こいつは畑の実
りを荒らす、にっくき奴だ。

 でんでんむしよ、どこにいる?

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ジャガイモの実 [発見!]

 初めはトマトかと思った。その実は我が菜園のジャガイモの茎の先にぶらさが
っていた。

 そこにトマトを植えた覚えはなかった。薄紫色のジャガイモの花が散った後だっ
たから、ジャガイモの実なんだろう。それにしても指の頭ぐらいの、緑色したかわ
いい実だった。そういえば、トマトもジャガイモも同じナス科の野菜だった。

 ジャガイモは普通イモで殖やしていくが、調べてみたら実にできた種でも殖やせ
るそうだ。
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秋田銘菓「金萬」の謎 [発見!]

 秋田県民なら誰もがみんな知っている「金萬」。しかし、テレビのCM「金萬、28個食べました」というフレーズの謎は、秋田県民にはずっと謎のままです。なぜ「28個」なのか。その謎が解けるかもしれません。
 先日、たまたま手にした少年少女文学館「東海道中膝栗毛」(村松友視訳・講談社)の中にヒントらしきものを見つけました。
 江戸を立った弥次さんと喜多さんが四日市を過ぎた茶店で休み、名物のまんじゅうをほおばっていたところへ、金比羅参り姿の男が入ってきて言葉を交わし始めました。その男の言葉の中に次のくだりがあります。
 「わたしもね、江戸にいたことがありましてね。そのとき、有名な菓子屋のまんじゅうをいくつ食べられるか賭けをしましてね、あのときは二十八食べて勝ちましたが、賭けに勝ってのまんじゅうは、またとくにうまいもんでしてね。」
 「28個」が古典に基づいているなら可能性ありですね。
 その菓子屋というのは江戸幕府御用菓子司で「九重まんぢう」が有名な、今も日本橋にある「鳥飼和泉」というお店だそうです。もし、これが28個の出所だとしたら、金萬の広報担当者は、このくだりを読んでいたのかもしれませんし、あるいは、このお店と金萬のお店とは何かつながりがあるのかもしれません。

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