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音感のズレ [老化]

 先日、友人とカラオケに行って、びっくりした。友人の歌がかなりの割合でメロディーとズレて
いたから。若いころから歌が上手で聴き入ることのあった人だっただけに、ショックだった。
私は60代前半だが、耳が遠くなったようでもなし・・。

 今私は、コーラスのサークルに入って月に2回ほど練習に通っているが、お仲間に加齢と共
にリズムのズレる方、声を伸ばしたとき、ビブラートのかかる方はいらっしゃる。

 いや、もしかして友人の歌に「ズレ」を覚えたこと自体、私の聞き違いだとしたら・・。

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「択捉」の字源 [発見!]

 「択捉」の読みがなぜ「エトロフ」なのか。

 「択」が「エト」で、「捉」が「ロフ」だろうと考えるから、分からなかったのだ。
 「択」が「エ」で、「捉」は「トロフ」だと考えれば説明が付く。

 「択」は「択一」という熟語があるように「選ぶ」の意味を持つ。ならば「選(エ)り
すぐり」の「エ」と同様に読んでいいのではないのか。
 そして「捉」は「捉(トラ)える」。古語で「つかまえる」という意味の「捉ふ」がある。

 最後に二つを合体させれば、「エトラフ」⇒「エトロフ」。
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発毛:盛衰 [老化]

 涼しげに風に吹かれていた眉が、今はてんでんに目の上に居座っている。
 ひげも鼻毛も衰え知らずだ。剃り続け、抜き続ける。
 思いの外の耳たぶに、ツン。
 頭髪は白くなり、薄くなり。寒さと雨の降り始めに敏感になる。

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ゴスペル:母と子 [老化]

 ゴスペルのコンサートに行った。

 歌い手のほとんどは女性だった。そのエネルギッシュな歌に圧倒された。中
でもすごかったのは、我が子を抱いて歌い踊る若いママたち。

 負ぶい紐でカンガルー抱っこされていた1,2歳の子供も、やがて目を覚まし
たが、観客席をじっと見つめるだけ。いつか母と子で歌い踊るかもしれない。

 今の私には、ゴスペルは聴くだけのものでいい。
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食欲:親と子 [老化]

 「出された物は全部食べなさい」
 それは子供たちへの数少ない躾の一つであった。
 先日、娘と会食したとき、私は出された物を初めて残した。
 すると、自分の分を食べ終えた娘が言った。
 「お父さん、その皿こっちへよこして。私が食べるから」

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雑草と花の差 [発見!]

 家の周りは、雑草(スギナとシロツメクサとドクダミと)だらけだ。わずかに花壇と
畑が見えるだけ。だから、草刈に精を出す。しかし、雑草の繁殖力には勝てない。

 そこで、家の脇道に沿って縁取るようにドクダミだけを残すことにした。今ドクダミ
は、大きな綿棒のような黄色い花蕊を突き上げ、プロペラのような4枚の白い花び
らを付けて、10メートルほどの垣根になった。夕方になると垣根のミニ提灯に灯が
ともる。

 「残る」と雑草になり、「残す」と花になることが分かった。

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歯みがきのうがい [雑感]

 歯みがきをした後のうがいは、どうすればいいのか。

 いつもは、磨き終わるたびに糸ようじで補佐し、仕上げに、歯間のカスも流し
去るように勢いよくブクブクとうがいをし、キレイ、サッパリで終了する。

 先日、その終了時に、歯みがきのうたい文句にある「薬用効果」を考えてしま
った。私の強烈なうがいは、その効果も流し去っているのではないか。

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ワンダフル [語源]

 元宇宙飛行士山崎直子さんの講演があった。宇宙の話も面白かったが、最
後に話された「ワンダフル」のニュアンスに打たれた。

 私は英語の授業では、「ワンダフル」=「すばらしい」と教わった。だから、その
意味合いしか知らなかった。ところが、彼女の説明によれば、

 wonderful=wonder+ful=未知の+満ちている

ということも語義としてあるのだという。つまり、
 「未知に満ちている」ことに価値があるとする文化が息づいているということだ。

 Oh,wonderful!

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絵本『夜のきらいなヒルディリド』 [雑感]

 このごろ、むしょうにヒルディリドばあさんに会いたい。彼女は「夜がきらい」だ
った。あまりにきらいなので、絵本になってしまった。

 もう30年も昔のことだ。子供たちに絵本でも買って帰ろうと本屋に立ち寄った
が、おもしろさのあまり、つい買ってしまった。

 たしか、黒っぽい絵本の表紙には、右むこうに小さな家があり、エプロン姿の
おばあさんが、家に入り込んだ「夜」を外に掃き出していた。そして表紙を開くと
「夜のきらいなヒルディリド・・」と始まる。

 夜がきらいなヒルディリドばあさんには、夜の闇はゴミのような、ススのような
ものなのかもしれない。働き者のヒルディリドばあさんは、ひたすら夜の闇を戸
外に掃き出す。ようやく掃き出し終わるころ、夜が明ける。ヒルディリドばあさん
は、一仕事終えた満足感と疲れとで眠りに就く。そして、夕方には目を覚まし、
またほうきを持って働き始める。

 その絵本は、なぜか子供たちには不人気だった。あれは大人の絵本だったか
らか。2,3年前から本屋や図書館に入るたび探してみるが、ついぞ見かけない。

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センバツ [発見!]

 「選抜高校野球」とばかり思っていた。ところが、今日のテレビのテロップでは
「センバツ高校野球」となっていた。しかも、アナウンサーは「センバツに出場し
た〇〇高校は・・・」という。いつの間にか普通名詞「選抜」から固有名詞「セン
バツ」へと変身していた。

 この変化はいつ頃から始まっていたのだろうか。

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